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「あなた……怖い人?」
『我は時の支配者、メイプルワールドの生命(いのち)は、我が手の中に』
「止めればいい話だ、そうだろ? 花那仔」
火稲が聞くと、無表情で答えた。
「あなたが望むならば」
『ククク……会う日を、楽しみにしているぞ』
そう言って、声は聞こえなくなった。
「どうやって止めるのー?」
「まさか火稲さん、場の勢いだけで言った言葉じゃないですよね?」
「そ、そんなことない! 方法が、必ずあるはずだ!」
これから始まった、3人のメイプルワールドを救う冒険が。
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