2002年夏

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「コウ、帰るぞー」 鞄を持って教室の入口近くにいる祐希だった。 その横を純くんが 「じゃ、俺今日部活だから」 僕に手をあげたので、 僕も手をあげたら、 早足で教室から出て行った。 「うん。ちょっと待って」 残りの教科書を慌てて鞄に詰め込んで、僕は席を立った。
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