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「うん。そーだけど…」
僕が入ってる夕方の時間帯は店長+バイト2人でお店をまわしていた。
でも店長はだいたい裏で居眠りしてることが多いから、割と自由に仕事ができてた。
「良かったら今度さ、遊びにでもいかない?」
山下さんは夏だっていうのに、おでんの具材を箸でいじりながら言う。湯気が熱そうだ。
「別にいいけど…急にどうしたの?」
山下さんは僕より先にこのコンビニで働いていた。
だから勤務はいつも一緒のことが多かったけど、プライベートでは会ったこともなかったし、携帯のアドレスすら知らない。
だから急な誘いに、
ちょっと驚いたんだ。
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