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空を見つめるといつも見えるあの雲は、昨日みた雲とは違う。
通り過ぎる人を見ると、昨日見たあの人はもういない。
どうしてあの雲は行ってしまったんだろう。
どうして君は行ってしまったんだろう。
駆け抜ける雲は僕を待ちはしない。
歩きだした君はもう僕を見てはくれない。
あんなに憧れた空なのに…
あんなに愛し合った二人なのに…
僕と君との距離はもうあの雲の様に遠くにあるのかい?
愛し合ったあの頃には戻れないのかい?
僕はただそれだけを考える…
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