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ナレ｜「放課後、部活をしてい
｜る喜納を待つために教室
｜にいた榛名は考え事をし
｜ていた」
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命 ｜「榛名さん？」
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ナレ｜「そこへ現れたのは生徒
｜会を終えた命だった」
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命 ｜「珍しいわね榛名さんが
｜放課後に教室にいるなん
｜て」
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榛名｜「キナを待ってるの、帰
｜りに家に行く約束してる
｜から。…ねぇ、本当にメ
｜イちゃんじゃないの？」
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命 ｜「入学式にも言ってたわ
｜ね。何故メイちゃん？」
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《そうだよねは呟き》
榛名｜「そうだよね。ごめん忘
｜れて。命の何処にもメイ
｜の文字は無いのに」
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ナレ｜「榛名は立ち上がると部
｜活が終わる時間だと鞄を
｜持った」
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《焦るように》
命 ｜「…どうしてこれ以上聞
｜かないの？私を本当にメ
｜イちゃんだと思うのなら
｜どうして…言ってくれな
｜いの？」
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