20歳

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成人式が終え、歩いて家に 帰っていた。その時私は ふと思った。大貴との思い出の 場所めぐりしよーとっ(笑) もちろん大貴と一緒に! 大貴は横に居てくれてると わかってるからさっ♪ 千里「大貴~私、早から20歳だよ~やだなー。大貴は顔も変わんないね!当たり前か(笑)」 歩いていると私がよく寝転んで いた野原だ。 千里「ここで私達よく話したよね!大貴がなくなる前の日にも来たね!大貴の笑顔たまんないよ(笑)」 一人でしばらく歩いていた。 すると、誰かに話しかけられた。 「うぃっす」 呼ばれた声、言葉口調。 大貴とそっくりだった。 千里「大貴?!」 「違うよ、俺、俺?!」 千里「優也~!ごめんね、いきなり。」 優也「一人じゃ心配だから積んで行こうかと思って!」 千里「わざわざごめんね。」 優也「大貴との思い出振り返ってるんだ?」 千里「うん、図々しいよね。大貴もきっとそう思ってる‥」 優也「そんな事ないと思う。大貴は幸せ者だな~」 千里「え?!」 優也「だって、こんなにも大切に思ってくれる人がいるなんて‥。」 千里「そんな事ないよ‥」 _
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