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同じ色になるのなら
(サナ→ダテ(死ネタ)
同じ色になるのなら
どんな手段も選びませぬ…
約束した日に約束したモノを持って
某と…同じように、貴殿も赤に染めて差し上げましょうぞ
約束した日
何故かアナタは来なかった
馬を走らせ会いにいけば、アナタは白い着物を着て笑っていた…
その姿を見て、胸の中の何かが音を立てて切れてしまった
【そなたがいけないのですぞ?某との約束を破ったアナタが…】
その日の夜、佐助に頼みあの方をある場所へと来るように伝えてもらった
アナタは無防備な格好で某の所に来て下さった
『どうした幸村?こんな時間に呼び出して…』
「政宗殿…某は、貴殿をお慕いしております。」
『HA?なに…言ってんだ?』
「政宗殿…某と‥‥同じように」
ドスッー…
『な…!? ッ‥shit…! 俺とした こと が…‥』
その場に崩れ落ちる愛しい人
その着物は、白から赤へと染まっていった
「…ククク‥‥やっと…一緒になれましたな…」
壊れた様に笑う彼…
その瞳から、一筋の涙が流れ落ちた
【政宗…殿・・・・】
ザシュ……‥
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