桜ニ恋シテ

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また桜の季節が来る 蕾が開き、淡いピンクの花が咲く頃、誰の気持ちも満たして行く 散り行く花びらは幻想的な美しいさを放ち、目を閉じてもそれは頭に焼き付いて、ずっとそこに咲いていて欲しいと、切に願う けれど桜は、その気持ちに応える事なくそっと終わりを告げて、また来年へと気持ちを繋ぐ 喜びの後には寂しさが残るけれど、また喜びに満ちた日はやってくる 僕の心にも、桜は咲くと信じてた あなたの心に 桜は綺麗に咲いていますか? _
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