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その子は半べをかきながらも慌てて
｢大丈夫ですか？｣
と声をかけてきた。
大丈夫と答えすみませんとお辞儀をした彼女は走って体育館を出て行った。
立ち上がり器具室の電気を点けモップを取り
掃除を済ませた。
部室に戻り帰る支度をすませた。
正直疲れていてその後誰とどんな会話をしたか覚えてない状態で
眠たい目をこすり家に帰った。
初日からなかなかハードだったなと寝る前に
呟いて目をつむった。
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