無人島生活

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今日から無人島生活が始まる。 1人で テレビも無ければタバコも携帯もない。 この日記を綴るに当たって、無人島に来ることになる経緯について書き記そうと思う。 「人間の神秘について研究してるんです」 見事なキャッチコピーだった。 「全人類のためにあなたの力を貸してください!」 もちろん、自分にはそんな偽善者ぶった事はできない。 なのになぜここにいるかって? 「一年間、無人島にはあなただけで生活していただきますが、極限の状態で、人間はどのような行動をするのか、人間の心理についての研究に力を貸していただける謝礼として、一億円を」 これだ。 無人島にはいくつものカメラが設置してあるらしい。 ちなみにノートとボールペンのみ、毎月支給されるらしい。
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