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そして色々な話をした。
色恋はしたくないとか、
上がうるさいとか、
でもいいやつが多いからやっていける、とか…
私のホストのイメージとは違って人間味がある人、という印象。
なんだかほっとした。
そして店へ。
入るまでも、入ってからも、
緊張した。地元で一番大きい店で人数も、かなり多い。当然落ち着かない。
担当はもちろん同伴もしているのでTに決まっている。
スーツに着替えたTが席につく。
あ、意外に似合う。
そんな事を思っていたら
T『乾杯しないの?あんまり緊張するなよ~。』
『う、うん…乾杯』
『あれ、こないだの子は?』
T『風邪で休みみたい』
『ふーん』
なんか気まずいなあ。
まあ、いっか…
そんな中色々なヘルプがつき、楽しい店だと思うようになっていった。
Tといるとなんだか安心感があった。
ナンバーも、その頃は5以下だった。
T『いつか看板になりたいんだけど、なかなかお客さんにお金使っててか言えなくて。』
『🌸がエースってやつになって、看板にできたらいいな(笑)』
なんて会話。現実になるなんて私も思っていなかった。
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