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それからが大変だった。
自分1人じゃ起きる事も出来なくて、トイレからご飯から‥こまごました事の全てに手を貸さなければならないから‥
付きっきりのようなものだった。
痛いと喚き、用が足りないと怒り、
気が利かないと文句を言う。
(私はお前の小間使いじゃないよ‼
第一誰が怪我してくれと頼んだ⁉)
全く…ワガママが過ぎる。
娘たちもかなり、こき使われた。
気に入らなければ、手当たり次第に物を投げる。
足の踏み場も無かった。
若さなのか、息子が人の何倍も強靭なのか…
3日目には自力で壁を伝いながらだけど、歩いてトイレにいけるようになった。
ものすごい回復力で、血尿まで出した子は…復活する。
そして…
更に‥その行動はエスカレートして行った。
彼女は、もはや公然と家に居着いて、支離滅裂な生活をしていた。
Tは何も言わずに、普通に生活してるふりをしてくれたけど‥
心中はけして、穏やかである筈が無かった。
家は安らぎの場所じゃなかったから…
おかしなもので、彼女のお父さんや、おばあちゃんに気に入られて、
たまには泊まったりしてたけど…。
いつもの延長で、喧嘩の果てにやり過ぎて、鼻の骨を折ったとかで、訴えられた。
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