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そんな状況の中、友達に誘われて、3.4人でスナックに遊びに行った時の事…
またまた、男同士4.5人で来ていた知り合いのグループの1人にTが居て。
“居た‼”
と思った。
こんな状況なのに…私は、母親でもあるけれど…
それ以上に“女”だった。
共通の友達が居たので、合流する事になり一気に場が盛り上がって、大いに楽しんだけど…Tとは離れて座ったので、直接話す機会は無かった。
人見知りするのか、ほとんど喋らない。
誰かに話しかけられれば、答えるくらいだ。
酒は強いらしい。
それが‥Tとの出会いだった。
何時間も居たのに、一言.二言しゃべったかどうか?
最後に解散する時…コースターに電話番号を書いて渡した。
「電話する」ってジェスチャーをしてた。
目は口ほどにモノを言うよ。
人は自分の鏡だから…
こっちが‥憎からず思えば、向こうだってまんざらでもない筈なんだよね。
誰も気が付かなかった。
そして、2日後の夕方‥Tから電話が来て。
「会いたい…」
そう言って来た。
それから…
Tと付き合い始めたけど…
彼は家庭持ちだった。
私より、2才年下の36才、北海道出身の1人子。
2才年下の奥さんと男の子、女の子の2人のお父さん。
叔父さんの石やで、働いている。
夜.遊んでる男は、たいがい言うけど…
“奥さんとはうまく行ってない”
彼も、言った。
飲みには、めったに行かないけど…
この前は、たまたま付き合いで‥
それも珍しい事で、一度は断ったんだとか…
「それは、私と会うためだったんだよ」なーんてね、本当にそうだったりして…
私は、息子には隠したよ。
息子を隠した‥と言う方が正解かも知れない。
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