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「いまからちょうど24時間後の6時46分に
キミ…高倉大和は車にひかれて死ぬんで」
「……」
やよいは単調に話を進める
腹がたった
人はいつ死ぬかわからないから死を受け入れることができるんだとぼくは考えている
もし死ぬ時間
瞬間がわかってしまったら恐怖をさまよったあげくに死ぬことになる
ならなぜ死を予告するのだろう
死の神は腐りに腐ったただのエゴイストに違いない
「さて…やまとは
あと１日どうするのか見守って死んだら…ん～
いわゆるあの世ってとこに案内するのがアタシの役目なんでよろしく」
「はぁ…よろしく
あっ俺忙しいからでかけるわ」
「ついてくよん
ちなみにアタシ他の人には見えないから」
「…よくできた設定だ」
ユキの家に迎えに行く時間だ
ぼくはアパートをでてバイクにまたがりユキんちに向かった
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