7人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
なんか、もっと激しい恋したいっていつも、思うようになった。
いつも通り会社に出勤し、掃除を始める。
小さな会社には不釣り合いな全面ガラスのドアを拭く。
家ではあまり掃除などは得意でないけれど、このドアだけは少し手垢がついているだけで気になる…。
「おはようございます。綺麗になりますね。」
声をかけらるまで、その声の主の気配を感じなかった。
「おっおはようございます。もうそんな時間ですか?」
声の主は朝一番で荷物を取りに来てもらうように頼んだ運送会社のお兄さん。時間を忘れて、窓拭きをしてたみたい。
「朝一番でと事務所で言われたので…早かったですかね?」
「大丈夫です。荷物取って参りますので、少しお待ち下さい。」
私は急いで荷物を取りに行った。
最初のコメントを投稿しよう!