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いつもの配達のお兄さん…だけど、肌はこんがり焼けていて、腕っ節の強そうな…
私は、こんな人が彼氏だったら、いいのになあって思いつつ、急ぎの荷物を持って行った。
「すみませ~ん、お待たせいたしました。」
いつもの笑顔で、
「ありがとうございました!また、よろしくお願いします。」
と帰って行った。
見送りながら、「…ふう」とため息をひとつこぼすと…
「どうしたの?そんなに大きなため息ついちゃって」
と5つ年上の、明絵先輩が声をかけてくれた。
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