<<騎士と孤児と花束と>>

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気がつくと私の前に男がいた。 サファイアの瞳 金の髪 鋼の鎧 彼は騎士だった。 街の隅。 汚い格好で汚れた肌と髪の孤児。 それが私。 私より4つ…否、6つくらい年上だろうか。 私は自分の隣にある籠の中身を指差して言った。 「騎士様、お花は如何ですか?」 。
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