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「遥!!山本に何もされてないよな!?」
「……夏希くんには関係ないでしょ。」
それまで黙っていたあなたが急にそんなこというもんだから。
思わず言ってしまった一言。
その後も色々言っていたけど、私は一向に聞く耳を持たなかった。
それからというもの、あなたは私にへばりついていた。
私が離れる度にあなたが心配するから、なるべくあなたの目の届く範囲にいた。
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