20

2/5
19人が本棚に入れています
本棚に追加
/154ページ
先生の用事を済ませて、応援席に戻った私はあなたがいないことに気付いた。 すると、私を見つけた紗智が駆け寄って何か言っていた。 ただ、パニックになっていたのか、ほとんど文になっていなかった。 見かねた舞が私に事情を説明してくれた。 私はそれに驚きあきれると共に、少し嬉しかった。 それほどまで私を思っていてくれるあなたに。 とりあえず、田中くんと舞があなたを探しに行った。 私とパニックを起こしていた紗智はそのままそこでお留守番。 .
/154ページ

最初のコメントを投稿しよう!