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『紅豪リア(クゴウ)』
セ『!?』
瑠『?………どうしたのセシカ?』
信じられないという
顔をしているセシカに
瑠華は問いた
紅豪
もしかして
いや…有り得ない!!!!
紅豪の一族は
ずっと昔
棗「セシカ」
セ『!!』
棗「余計な事を考えるな…」
セ『……………………………………済まない』
瑠『セシカ……』
灯「……」
リ『…………………』
††††††††
瑠『リア様は何故お一人であんな所にいらしたのですか?』
リ『………………それは………ちょうど一週間前……私の一族が…襲われたとき……………お母様がある力を使って…私をこの時代に飛ばしたんです…………』
棗「一週間前……!!??」
リ『どうしてこんなことになったのかな…』
セ『………………』
灯「……あの………………それって…タイムワープ……みたいなものだよね…?………」
リ『えぇ…』
セ『……紅豪家にはリア様のほかにもう一人純血の君がいたとお聞きしております…』
リ『………それは…お兄様です…』
瑠『その御兄様は……今何処へ?』
リ『それが………私はお兄様と一緒に此処に飛ばされたはずなんです………だけど……』
灯「……今だ…お兄さんと一度も会っていない……ってことだね?」
リ『えぇ…』
††††††††
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