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「はぁ…また靴ねぇや…」
召還された雪人は龍よりも靴を気にした。
龍と戦っている三人を見て、雪人は呟いた。
「お前等レベル低いのになんでこんなヤツと戦ってんだ?」
雪人はそんなに焦ってはいない。
「秋人、俺の魔力を感じるんだが、その装備どこで手に入れた?」
雪人は冷静に事情を聞いた。
そして、雪人は砂利の道を素足で駆け出した。
向かう先は泉。
秋人は父親の背中を見つめながら倒れた。
一方、秋人の方には目もくれず、目の前に集中している三人。
「喰らったら終わりって考えろよ!」
春人が銀龍に向かって槍を突くが、硬さに小さな傷をつけるのが精一杯だった。
冬美に至っては剣撃が弾かれ、注意を逸らす事しか出来なかった。
夏美は飛龍に飛ばれ、為す術もない。
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