最強の戦士

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「連携はさっきの要領でいいから…」 槍を巨大化させた事を言っている雪人。 しばし銀龍の存在を無視している。 「お父さん!危ない!」 さすがに黙っていない銀龍は、雪人に向かって突進を始める。 「今考えてんだから黙って立っとけ!」 槍が上空から落ちてくる。 銀龍の周りにだけ、文字通り槍の雨を降らせた雪人。 剣を出して美冬を呼ぶ。 そして、銀龍の尻尾を目掛けて技を奮った。 これを各々と繰り返した。 槍が無数に刺さって動けない銀龍は、堅いサンドバックと化していた。 「さて、一通り終わったな…夏美!」 雪人は夏美を呼んだ。 「サクサク首でも落として楽にしてやりな」 最早ボロボロの銀龍。 子供達の攻撃は大した事ないとはいえ、教える際まず雪人からの攻撃。 アチコチに破片が撒き散っている。 サラッと言ってのけた雪人だが、夏美の手は震えていた。
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