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ケンアタシと一個上には見えないよ。
現在19才のアタシは行きたい大学もなかったし、プロウドにどうしても会いたいから、芸能人のマネージャーやりたかったけれど。
現実はそんなに甘くなくて、会社にはバイトとして入れたけれどバイトのあたしがマネージャーになれるはずもなく、下っ端として働いている。
資料まとめたり、お茶くみしたり…。
確実に会える距離ではない。
「このまま会えずに終わりそう…。会いたいよ~。」
画面に釘づけになりながら言う。
ファンだれもが思う事。
これじゃあ
この会社入る意味ない。
横の棚をみると
そこには今まで集めたCDやDVDたちが綺麗に並べられている。
カレンダーももちろんプロウド。
「やっぱ好きだけじゃ無理かあ。もう!!今日はプロウドの日にしよう!!」
あたしはもくもくとDVDを見続けた。
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