-01章-

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図書室についた。 誰もいない図書室なんて初めて。 ―生徒閲覧禁止欄― そう書かれた看板の下には、鍵がかかっていた。 私は杖で、テオに教えてもらった番号を打つ。 扉があく。 私は無我夢中に、“人間界”についての本を探した。
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