Let's see

16/17
6人が本棚に入れています
本棚に追加
/45ページ
ザバーーン、ザバーーン 08:47 p.m. おちゃらけ組の片付けが終わり、外は波の音以外しなくなった。 尋たちはテントの中で大富豪をやって盛り上がっている。 健「イェーイ!あっがり~!」 尋「うわ~…都落ちかよ~!あの時、3あげてなければ革命なんておきなかったのに~!」 健「ふっふっふ。ま、カード選択も実力の内ってやつよ!」 健吾は腕をくみ、高らかに笑っている。 尋「くそっ。甘かった。」 尋と健吾でやりとりしているうちに展開は進んでいた。 来「やった!富豪だ~!」 と言って5を出してあがる。するとそれに続き、米も4で上がる。 米「俺は~…平民か。あとは静矢と怪だな。」 怪「4か~…パス。」 静「俺もパス~!」 ちなみに手札は怪が残り三枚、静矢は残り四枚だ。 怪「ふっ、今君はためらわず、4でパスをしたね。すると君の手札に4以上のカードはない!この勝負…俺の勝ちだ!!!」 怪は長いセリフを残し、場に4を出した。が、しかし 静「あ、ごめん。」 静矢はなんの躊躇もせず3をだした。 怪「な…なんだと!?俺の読みが外れた。…ふっ、パスだ。でも僕にはまだ5と6が残っている。勝ちは目に見えているのさ!!!」 静「えっやばい。こっちは最強でも7だからな~。」 怪「君の負けだぁぁぁ!!!」 怪は静矢の言葉を聞いた瞬間に吠えた。 すると静矢はニヤッとしてカードを出した。 静「君のまけだよ。8切り、七二枚っと。」 怪「℃¥$¢£%#&*@§!」 何いってるかわからない怪の遠吠えが海に響いた。
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!