6人が本棚に入れています
本棚に追加
/45ページ
ザバーーン、ザバーーン
08:47 p.m.
おちゃらけ組の片付けが終わり、外は波の音以外しなくなった。
尋たちはテントの中で大富豪をやって盛り上がっている。
健「イェーイ!あっがり~!」
尋「うわ~…都落ちかよ~!あの時、3あげてなければ革命なんておきなかったのに~!」
健「ふっふっふ。ま、カード選択も実力の内ってやつよ!」
健吾は腕をくみ、高らかに笑っている。
尋「くそっ。甘かった。」
尋と健吾でやりとりしているうちに展開は進んでいた。
来「やった!富豪だ~!」
と言って5を出してあがる。するとそれに続き、米も4で上がる。
米「俺は~…平民か。あとは静矢と怪だな。」
怪「4か~…パス。」
静「俺もパス~!」
ちなみに手札は怪が残り三枚、静矢は残り四枚だ。
怪「ふっ、今君はためらわず、4でパスをしたね。すると君の手札に4以上のカードはない!この勝負…俺の勝ちだ!!!」
怪は長いセリフを残し、場に4を出した。が、しかし
静「あ、ごめん。」
静矢はなんの躊躇もせず3をだした。
怪「な…なんだと!?俺の読みが外れた。…ふっ、パスだ。でも僕にはまだ5と6が残っている。勝ちは目に見えているのさ!!!」
静「えっやばい。こっちは最強でも7だからな~。」
怪「君の負けだぁぁぁ!!!」
怪は静矢の言葉を聞いた瞬間に吠えた。
すると静矢はニヤッとしてカードを出した。
静「君のまけだよ。8切り、七二枚っと。」
怪「℃¥$¢£%#&*@§!」
何いってるかわからない怪の遠吠えが海に響いた。
最初のコメントを投稿しよう!