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尋「うぃーーー。やっぱり風呂はいいなぁ。」
尋は浴槽についてるジャグジーのスイッチを入れた。すると勢いよくお湯が吹き出す。
尋「はぁーーー。親がバカだからこんな機能つけたけど、ジャグジーいいわぁ。」
尋が一人で楽しんでると、ドアの向こうから千尋の声が聞こえた。
千「お兄ちゃーん!入っていいー?」
尋「いや流石にダメだろ。」
千「もう遅いよ!」
その声と同時に浴室のドアが開いた。そこにはバスタオルに身を包んだ千尋がいた。
尋「ちょっ………!おまえっ………!恥ずかしくないの?いや恥ずかしいだろ!すぐに戻りなさい。じゃないとお兄ちゃんの息子が覚醒しちゃうからね?」
千「なんでぇ?恥ずかしくないよぉ?あ、お兄ちゃん。息子が覚醒するって何ぃ?どうしても入っちゃダメ?」
千尋が純粋な目でこっちを見てくる。や…やめろ!そんな泣きそうな目で見るな!そんなことしたら…
尋「バカヤロウ。入っていいに決まってんだろ。」
断れないじゃないか。
千「やったぁ!じゃあ体洗うね。」
千尋は椅子と洗面器を出して体を洗い始めた。その様子を見ないようにしているが………無理だ!仕方ないよね!男だもんね!
俺はそこから見える絶景を眺めていた。
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