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「たっちょん、錦戸くんおはよー」
大倉の横にひょこっと現れたのは、大倉軍団の一人、安田くん。
いつもニコニコ笑っとるイメージの派手で個性的な可愛らしい人。
「おはよー」
大倉が安田くんの頭をぽんぽんと叩く。
「もー、昨日俺が起こしたろか?って言ったのに!」
「あーほんまやわ、頼んどけばよかった!」
ケラケラ笑っとる大倉と、ちょっと怒っとる感じの安田くん。
なんや、めっちゃ息ぴったりやな。
「錦戸くん、おはよー!」
「うぁっ、お、おはよ」
大倉と安田くんのやり取りをぼーっと見とったら、いきなり現れたのは、もう一人の大倉軍団、丸山くん。
「うぁっ、てそんなびっくりせんでもええやん(笑)」
「やって…丸山くんがいきなり現れるから…」
「ちょ、丸山くんとか辞めてや、もっと親しくしよ?なっ?」
「え?」
「丸、って呼んで?りょーちゃん!」
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