始まりの月

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去年のクラスメートと一緒に見に来たのだろう。 「おはよう。 三浦は何組?」 「俺はC組だったよ。 お前は?」 「A組。」 「マジで、じゃあこいつと一緒じゃん。 橋本。」 すると、一人が振り返った。 「こいつ、橋本奏太。」 背は悠紀と同じくらいなので、低い。 目はぱっちり二重、真面目そうな感じで…どこかで見たことあるような。
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