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(…………俺は……また夢を見ているのか)
視界が開いていく……
そこは前に見た夢の途中なのだろうか……?
「****」
「……****! ****……!?」
「****! *****!!」
2人は戦う……
友でありながらも相手を殺すために剣を振るう――
(あの剣はレーヴァクレフ……そして……対峙している誰かは男だ――)
今、見ている夢は前より少し、鮮明に見えている――
そして、前と同じく繰り返される……
レーヴァクレフが対峙している男を貫く――
「……***…………****」
「*******……****」
「****! *****!!!!」
男はレーヴァクレフを貫いた身体から抜いた――
レーヴァクレフに貫かれた男からは光が噴出し、あたりが歪み始めた。
「***!! *****!」
「****ーーー!!」
後方にでもいたのだろうか……
2人の少女が男に向かって叫んでいた。
1人は長くサラサラしている髪で活発そうな子だ……
もう1人は短めの髪で見るからに大人しそうだ――
まるで人形みたいに…………
「*****!!」
髪が長い少女が切迫したように男に叫んでいる――
その間にも、剣に貫かれた男から噴出している光は増大している。
剣に貫かれた男は、光となり消え去っていた――
にもかかわらず光の量は増加していく――
見ている、俺にも深刻な状況になりつつあるのは理解できる。
「****…………****!」
髪の長い少女の言葉に、男は―――
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