東方泰祭黎

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一瞬理解出来なかった 世界が反転した気がする ???「う………」 幽々子「…気がついた?」 ???「誰……うっ……」 幽々子「西行寺幽々子と名乗ってるわ、それより傷の方が……」 ???「…西行寺?同じだな……傷は二、三本折れたかも…」 幽々子は少し間を置いて 幽々子「…お名前は?」 薫「薫……西行寺薫……」 幽々子「薫…良い名ね気に入ったわ、後々取って食おうと思ってたけど……止めたわ」 薫「食うって……冗談でしょ?」 幽々子「冗談ではなかったわよ?頭からバリバリと…」 薫「本当そうだね……さっきも変な女剣士に骨を何本か持ってかれたし…」 幽々子「私の護衛の妖夢の事ね?」 薫「護衛……通りで攻撃されるわけか」 幽々子「そうね、ちょっと待ってて医者を呼ぶわ」 薫「すいません…」 幽々子「いえいえ」 そう言うと幽々子は襖の奥に行き何度か会話をした後 幽々子「お待たせ、3分もしたら来るわよ?」 薫「3分?」 幽々子「訂正、もう来たわ」 永琳「何?裏口から寄越すなんて」 幽々子「そこはつっこまないの、診て欲しい人がいるのよ」 永琳「分かってるわよ、……君ね」 薫「あ、はい…西行寺薫と言います…」 永琳「……弟?」 幽々子「そうよ~?可愛いでしょ?」 薫「いや違います…」
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