東方泰祭黎

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その後は幽々子さんの助けがあって何とか妖夢さんの誤解?を解いた 薫「しかし幻想郷って実在したんだね…空想かと思ってた」 幽々子「そうよ、実在するの、でも薫って冷静よね~」 薫「はい?何がですか?」 妖夢「普通神隠しで幻想郷に来られた人間は殆どが現実を受け止めれなくてまず発狂すると言われています」 薫「そうなんだ……でも不思議と懐かしい感覚があるんだよね、それがどこか余裕を生み出してくれるというか……」 妖夢「此方から人間界に戻る事は不可能と言われている、気のせいでは?」 薫「気のせいなのかな?」 幽々子「そんな難しい話は後にしましょ、さあさあ夕ご飯の準備よ~」 幽々子さんは何が楽しいのかスキップしながら出ていった 妖夢「やれやれ……幽々子様の気まぐれには付き合いきれません……」 薫「……………」 妖夢「一つ忠告しておきます、幽々子様の気に触れる事だけは止して下さい、そして貴方は生かされているという事をお忘れずに、しかし貴方は言葉上だけですが長男でありますので無礼無きよう注意します、では庭の手入れがあるので失礼します」 妖夢は一礼して去っていった 薫「………俺って迷惑な存在なのかな……」
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