1926人が本棚に入れています
本棚に追加
幽々子「黙って食べるの~」
薫「むぐっ…もぐもぐ……んっ…」
幽々子「どう?」
薫「うん…美味しいよ」
すると幽々子さんは飛びっきりの笑顔にり
幽々子「良かったぁ~嬉しい嬉しいな、はいあ~ん」
薫「う………」
幽々子さんは笑顔のままお粥を自分に突きつけている
薫「もぐ……んっ……美味しいけど恥ずかしい…」
幽々子「ふふっ初々しい反応ね~、ほら妖夢も覗いてないで入ってきたら?」
薫「えっ!!!?」
妖夢「!!!…すいません!!すいません!!」
妖夢は襖の隙間から覗き見をしていたようだ
幽々子さんが招き入れても顔を真っ赤にして訳も分からず謝っていた
幽々子「ほらほら謝ってばっかりいないで妖夢もやってごらん?」
妖夢「えっ!?えっ!?」
幽々子「ほ~らスプーン持って」
妖夢「し、しかし…」
幽々子「ほ~ら、偉大なる長男様が待ってるわよ?」
薫「妖夢さん…あんまり無茶しなくてもいいよ?」
妖夢「いえ…やります…!」
幽々子「ふふふっ、こうやるのよ?はいあ~ん、こんな感じで」
妖夢「は、はい…」
ぎこちない動作で妖夢さんは自分の側に寄りお粥入りのスプーンを突き出してきた
よく見るとカタカタ震えている
妖夢「ど、ど、どうぞお召し上がり下さい!」
幽々子「よ~お~む~?」
妖夢「……うう…」
妖夢「…はい……あ~ん」
薫「んく……んっ……はぁ…」
妖夢「はぁ~…」
幽々子「ふふっよくできました~」
最初のコメントを投稿しよう!