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鏡「な連「は?「え?「む?「あ?「ん?!」
二回もハモったことに驚き、タンクに座っていた六人は一旦席を離れ互いに顔をみた。
鏡「あれ?」連「この人達って確か・・・」
鏡、連「「有名の四人だ。」」
双子は四人の顔に覚えがあり、指をさした。(指をさしてはいけません。)
左から『学才』の高楽久夢。
入学試験を一位で通過。入学式の生徒代表者として総代をのべていた。ちなみに、真面目君。
次は『スマイル王子』阿鹿不味。
学園はじまって以来の白馬形王子。笑顔で女子を虜にする。ちなみに、入学試験で此処の女子の倍率が高かったのはこの人のせいである。
次は八京忍。
運動神経が抜群で、運動部からの勧誘が毎日来る程の力。ちなみに、口数が少なく、ハーフらしい。
最後は南獄故京。
目立ちすぎる赤髪と伊達眼鏡の不良。みなみに、家がやくざらしい。
久「む?そういう貴様らこそ、噂の『おかしな双子』なろ。」
久夢は読み掛けの本をぱたんと閉じると、あまり興味なさそつに二人をみた。
不「わー。双子さんですね。初めてみました。」
忍「おれも・・・・」
不味と忍が双子に近づき、ペチペチ、ナデナデとまるでペットを触るような手つきで触ってきた。
鏡、連「「ちょっ!ちょっと・・・」」
双子が困るなか、不快な煙が五人の鼻に入った。煙草のヤニの臭い。
そしてその煙を出しているのは故京だった。
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