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「ん……」
僕は目を開く。
「おはよう」
あれ?
「うわあぁあぁ!」
僕は布団を剥ぎ取り、ベッドから滑り落ちる。
「失礼な子だねぇ。人の顔見て叫ぶなんて」
当たり前だ!
誰だって目を開けて、婆さんの顔があったら、驚くに決まってる。
「まっ……魔女!」
僕は腰を抜かし指をさす。
童話の中での話しだが、やはり実物でも怖い。
顔だって……。
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