失われる日常

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「静か過ぎないか…?」 「何がだ?風丸?」 風丸の一言でその場が少し凍りついた。 「いくら敵襲があったとしても、ここは何もあってない」 風丸の言うとおり森は何も起こっていない。 「言われてみれば…」 「…!?円堂っ!!伏せろ!!」 「えっ…!!うわっ!!」 風丸の一声と同時に二人とも伏せる。 そのとき、二人の頭上を二本のクナイが風を切る。 「新米のくせにやるんだな」 「構わん…やれ…」 「「…!?」」
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