失われる日常

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「円堂も…頭の怪我大丈夫なのか…!?」 半田が円堂の頭の包帯を指差し尋ねる。 「あぁ…!!俺は心配ないよ!!」 「それより風丸を早くちゃんとした治療に当てたい。」 豪炎寺が一歩前に出て風丸の治療をすすめる。 「わかった。豪炎寺、こっち来い。」 染岡が風丸を背負った豪炎寺に治療室を案内させた。 「円堂。お前は俺と村長の所へ来い。敵について俺も聞きたいからな。」 鬼道は、円堂に役場に行くように言った。 「円堂くん。風丸くんのことは心配しないで。私も治療に当たるから。」 「わかった。鬼道、行こうぜ!!」 円堂と鬼道は役場に向かった。
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