失われる日常

31/35
前へ
/40ページ
次へ
「しばらく風丸は任務中止だ。早く回復させるのがいいだろうな」 後から来た鬼道が言った。 「そうね。ごめんけど染岡くん、風丸くんのストレンジャーを病室まで押してくれる?」 「あぁわかった」 木野が染岡に頼んで病室に向かう。 「風丸、後で病室行くな」 円堂が風丸の手を握り言った。 その返事に風丸は微笑ながら頷いた。 円堂、鬼道、豪炎寺、半田は病室に向かう三人の背中を見送った。 「風丸…無事で良かったね」 半田が円堂に優しく話しかけ円堂の背中をポンとたたいた。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

78人が本棚に入れています
本棚に追加