失われる日常

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「円堂くん!!風丸くん!!」 円堂の後方から、自分たちを呼ぶ女の子の声がする。 「よぅ!!秋!!」 円堂は"秋"こと彼らの幼なじみ "木野 秋" に合図するように右手を軽く上げて再び風丸と向き合い修行を続けた。 秋は、イナズマ村の医療技術を持つ新米のくのいち。 常にこの3人、円堂、風丸、秋はこの村で平和に過ごしていた。 あの事件が起こるまでは…
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