失われる日常

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村が静まりかえる夜。 事件が起こった。 ドォォン!!!! 「っ!?何だっ今の!?」 家から飛び出した円堂は、一変した村に唖然とした。 「…どうなったんだよ…!?」 目の前にある光景は昼間に見た村の面影は完全になくなって、辺り一面焼き野原になっていた。 所々で子供の泣き声や、傷付いた人々の呻き声が耳に入ってきた。 「円堂っ!!」 走って来たのは風丸。 「風丸!!どうなったんだよ…この村はっ…!!」 「どうも敵襲らしい…村の忍が召集されている。俺たちも召集が来た。行くぞ!!」 「わかったっ!!」 2人は、一目散に集会場に向かった。
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