失われる日常

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集会場に到着した二人。 ここには、二人以外に村の多数の忍が集められた。 新米の円堂達にとったら、初めての実戦だった。 「これからみんなには、村を守るため敵と闘ってもらう。心してかかるようように」 「「「「了解っ!!!!」」」」 村長の一言で村の忍が一つになった。 「円堂くん、風丸くん」 村長に呼び止められた新米の忍二人が振り返る。 「何ですか?村長」 「君たちには、村の森の中を見回ってくれ。そして何か不審物や不審人物がいたら無線で連絡。お願いできるかね?」 「「わかりました!!」」 新米の二人には、なるべく負担の少ない森の見回りを頼まれた。 だが、この見回りは簡単なものではなかった。
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