はじまり

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「ほら寝なさい...」 えっ?? てか昨日のこと忘れてる!? でも俺昨日車にひかれたときまだ女装してたよな…… !? 俺が考え込んでいると…… 「しかし昨日の一目惚れの女の子が君だったなんてなっアハハハ」 『は?知ってたのかよ』 「もちろんっすぐに気付いたよ」 『あそ…』 てかセンセめちゃくちゃ綺麗… 長い金色の髪の毛 切れ長で睫毛が長い目 吸い込まれそうな緑色の瞳 すっと綺麗に整った鼻 薄ピンクでツヤツヤな唇 白くてすべすべな肌 細い体に程よくついた筋肉 うらやましい… てか完璧すぎる…… って俺誉め過ぎだろ(笑) 「ところで神崎くん…ご両親は???」 『父さんは三年前に死んでいないよ…母さんは今頃男と遊んでんじゃない??』 「あっ…そっか…ごめんね」 『ん?別にセンセが謝んなくてもいいじゃん』 「ぅん…」 「はあーいっ伊集院先生、しんみりしてる暇はありませんよっ 神崎くんにお注射しないと♪」 『メルナちゃんてばなんでそんなに嬉しそうなのかな??』 「フッ…見るがいいっこの痛そーなおっきな注射器をっ」 『なっ!でかってか針太っ えってかなんで中身入ってないんだよ…』 嫌な予感…… 「そうだったね.神崎くん…ちょこーと痛いかも知れないけど我慢してねっ...足に血が溜まっちゃったから抜こうね~」 『センセっ俺は子供じゃないんだっ』 「じゃ、注射も大丈夫だね よかった」 『ぐっ…』 よしこうなったら…… 『センセ…俺…痛いのやだよ……許してっ///』 瞳に涙をいっぱい溜めて うるうるさせて上目づかい作戦っ 「はいっだぁめっ♪いくよっ」 『ダッダメっ そんな太くておっきいの 無理だよ……』 「えっ…?///」 プスッ―… 『ぎゃあぁぁ--------!!!!』 エロい方向に考えてしまった先生でした…… .
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