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『じゃ早速現場に行こうか』
『はい、わかりました。』
応接室を出ること5分、ドアを開けるとそこは大きな海の上に出来た空間だった。奥行き500Mはあろうかというくらいの広い空間に出た。
そこに船の下部だけがどっしりと構えていた。
これが戦艦ヤマトの命ともいえる大切な部分である。
『今現在は、ご覧の通りだ。まだおよそ半分といったところかな』
『お~、やっぱりでかいですね』
『全長263M、横幅38.9Mだな。それは大きな船だよ。』
『総重量は計算で62tになる』
『今、閉まってるあそこは?』
『あれは、海水に沈めない為にしまっているんだ。100tの重さに耐える。海水に沈む面が完全に出来上がった際に開けて海水に浮くと言うわけだ。』
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