便所蜂はゆうき君がつけたの巻

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いつものように道路の真ん中をニケツ自転車で走っていく。 その頃はまだ自然もたくさんあって自動車もあまり走っていなかったと思う。 小さな自転車は歩いて10分くらいの所にある小さな田んぼの用水路にたどり着いた。 「めっちゃケツ痛なったわー」 と尻をさすりながら降りるゆうき君。 「もっとケツに筋肉溜めやなあかんな」 と無責任な言葉をかけて僕も自転車を降りる。 その用水路は幅広く、当時の僕たちにはすごく大きく見えていた。 そしてその用水路には色々な粗大ゴミが捨てられており、僕たちは宝物探しと称して川縁を歩くのが好きだった。
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