泣ける話 第2弾

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僕はそっと椅子に座りサランラップにまかれたハンバーグをめくり一口食べた… 何故か涙がでてきた… 美味しい… 涙と混ざってしまい少ししょっぱかった… ふと前をみるとテーブルの上に手帳が置いてあるのに気づいた 母の手帳だろうか 中を見てみるとスケジュール表にびっしりと仕事の用事が書かれていた… 朝から夜中まで… 日記には僕の事が書かれていた 「あのコ大丈夫なんかな」 「今日も帰ってこなかった…ハンバーグが冷めてしまったわ」 「あのコの受験のために頑張らんとな」 全部僕の事を心配している母の気持ちが書かれていた… 僕「なんでや…なんでなんや…こんな俺やのに…なんでこんな…」 気づけば僕は走って家をでていた
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