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あのしぶといバカな親父も仕事にいったころだろうなぁ
あ～やることねぇなぁ
今日も一日中寝てるか….
ああ…
「・・・腹へったな。」
思わず口に出しちまったぜ
でもそれぐらい腹減ったんだぜ
まったく引きこもりは辛いぜ
食いたいときに飯も食えないんだから
部屋から出ないと水も飲めないしトイレもあんまし行けないしな。
制作費1万のフェイク壁のせいで
開くのに5分はかかるし面倒なんだよな、部屋出るの・・・。
実はフェイク壁のとなりに内側からも外側からもかなり開けにくい扉があるのだよふふふ
誰だっ！
こんなカオスなもの作り上げたバカは！
黙れ！俺は天才だ！
ああ…ツマンネ…。
とそんな馬鹿なことを考えてるうちに誰かが階段を登ってくる音が聞こえてきた
今度は誰だろう
オラなんだかワクテカしてきたぞ
そんなはやる気持ちを抑えながら
扉をノックする音が待ち遠しくしていた
なかなか聞こえない
なぜだ
ノックしろよ
それ壁だけど
開けようとしろよ
それ壁だけど
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