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救急隊の懸命な蘇生も虚しく
俺は息絶えた
ほぼ即死だったらしい
そりゃ、あんだけ
頭割れてりゃ助からんて
ちなみになんとか元居た身体へ戻れるか
試そうとしたが
ある一定の高さより下に降りられないの
まるで見えない地面があるかのように
「23かぁ、あっけない人生だったな」
俺は通勤途中
道路に怪我して動けなくなった
ツバメを避けようとして事故った
見事に打ちどころが悪かったためこうなった
「日ごろの行いのせい?まぁ、良いことした記憶はないが死なんでもよかろうに」
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