学校へGO!

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「…なんで此処だけ綺麗なんだ」 「校長先生は凄い方なんです。 何でも昔、凄く悪い事を していたらしくって、 校長先生をキレさせたら 命は無いって言われるくらい お強いんですよ。 なので誰も校長先生の物品に 手は出しません。 普段はお優しいんですが、 礼儀やご自分の物を 大切にされる方なので…」 委員長はニッコリ微笑みながら 資料を左手で抱え、 右手でドアをコンコンッと 軽くノックした。 「どうぞ」 中から優しい声が聞こえてきて、委員長がドアを開ける。 「失礼します」 「…失礼します」 委員長に続いて 私も部屋の中に入る。 中はさっきの場所とは 別空間にいるように綺麗だった。 黒いソファーはあるし、 床も塵ひとつなく 綺麗にされているし 壁や壁画などにも落書きはない。 なんといっても… 窓ガラスが割れてない。 なんか軽くカンドーを覚えるわ。 「やぁ、ご苦労様。五十嵐君。 …久しぶり、悠希ちゃん」 「…アンタッ!」 声がしたほうを見た私は びっくりしてつい叫んでしまった。 「Horseman di nerezza (闇の騎士)…」 「ははっその名前で呼ばれるの 久しぶりだなぁ」 校長は軽く笑いながら言う。 「でも、その名は捨てたんだ。 今はただの校長だよ」 校長は机に 立て肘をしながら手に顎を乗せ、にこにこ微笑みながら私に言う。 この人は元日本マフィア。 クロドファミリーと 同盟を結んでいた 日本最強のファミリーのボス。 闇の騎士という 二つ名を持っている人だ。 、
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