学校へGO!

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「さて、そろそろ ホームルーム前の 職員会議中かな? 悠希ちゃん、職員室に行って 担任の先生探して。 本田先生って言うメガネの おっちゃん先生だよ」 おっちゃんて。 言っていいんですか。 偏見じゃね? 「あ、それとその服装は 学校向きとしてマズイから この服着て行って」 校長が机横にある 緑色の紙袋を私に差し出す。 私はその紙袋を受け取って 中を確認した。 「これって…男子物?」 「そ、男子物」 中に入っていたのは男子用の制服。 ネクタイとブレザーとズボンと…だ(面倒くさくなった) 「何で?別にこれでいいんじゃ…」 「…ちょっと いろいろ事情があってね。 それに、その服は仕事用でしょ? 気づいてないかもしれないけど 血がしみ込んでるよ。 仕事から帰ってきたとき、 同じ服じゃ学校に 来れないだろうし… 僕が発注して同じ服作るから。 それが出来るまでは その男物の制服を 着てくれないかな?」 あぁ…なるほど。 鉄くさい服で うろちょろすんなってことか。 「…わかった」 私は納得して 中の制服を引っ張り出し、 着替え始めた。 校長の目の前で堂々と。 スカートをはいたまま ズボンをはく。 「…前々から思っていたけど、 悠希ちゃんて男勝りだよね」 「は?何で?」 私は上のブラウスを脱いで 下着姿になる。 そしてすぐにYシャツを着て ネクタイを締めた。 「男がいる前で 堂々と着替えるんだもん」 「え、だって別に 全裸になるわけじゃないし」 「いや、そうだけどさ… 年頃の女の子として どうよって思って。 僕が悠希ちゃんの お父さんだったら 多分軽くショックだろうなって 思って」 「なんじゃそりゃ」 、
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