学校へGO!

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「でも愁哉(シュウヤ)さん…!」 「確かにそうだよねぇ。 手を出してきたのは こっちなんだし~ 謝ってもらう必要は 無いんじゃないかなぁ?」 「光(ヒカル)さんまで!」 リズリムに似ている少年も 私に味方してくれた。 どうやら私の目の前に見える あの4人組は どうやらまともらしい (愁哉と呼ばれた男子に 寄り掛かって眠っている男子を 除いて)。 「あんな奴の味方するんすか!?」 あんな奴とはなんだ、 あんな奴とは。 「別にそういうわけでは ありませんよ」 「うん、 味方しているわけじゃないよぉ。 謝ってもらうんじゃなくて 謝らせればいいじゃん?って 言いたいんだよ」 ………あれ? なんか話変わったぞ。 光さん(だっけ)? なんだか黒くなっていますよ? 私、もうちょっと可愛い性格を 想像していたんだけれども。 そしてその言葉を聞いた 他の奴らがそうだなとか言って 納得していやがる。 納得をするな、納得を。 なんだ、 その力でねじ伏せるみたいなのは。 「おい、お前」 竜牙が足を組みながら 私を見下したように 見ながら言う。 私が顔を向けると竜牙は 偉そうな表情を崩さぬまま 目を細めた。 「放課後、校舎裏に来い」 、
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