学寮

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「…ルーム長の 斉藤竜牙(サイトウリュウガ)」 「東城愁哉(トウジョウシュウヤ)です」 「泉原光(イズミハラヒカル)で~す! よろしくねっ」 「…赤月蘭(アカツキラン)」 「…えっと…野々村悠希です」 個性豊かすぎる。 ついていけない、この空間。 ソファーに座り、 周りを個性豊かメンバーに囲まれ私は肩を狭くしながら自己紹介をする。 なんか問い詰められてるみたい… さっきまで怒ってたけど、 今はなんか… …ここに居たくないな。 「ねぇねぇ、悠希ってさぁ~」 初っ端から 呼び捨てでございますか、光さん。 「なんであんなに強いの~?」 ………。 殺し屋ですもん。 マフィアですもん。 これでも一応副ボスですもん。 「体術とか覚えてたし… 小さいころからケンカもよく やってたから…」 「でも慣れてたよね~? 毎日のようにケンカしてる竜牙が負ける位だもん」 しつこいな…。 そりゃ毎日のように 命の危機にさらされてれば こんなにもなるって。 「じゃあ反対に聞くけど… アンタらもどうして そんなに強いんだ?」 まぁつまり遠回しに どこの族に入ってるか 聞きたいだけなんだけど。 、
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